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友情劇進行か? UQ HOLDER! 五話感想

 五話目のUQ HOLDER! 感想記事です。
 ネタバレ注意!
 先の展開予想につき、的中注意!
 まあ展開の予想は外れそうですが、万が一ということもありますので。


 一番の問題は、大きな目標を目指す物語が描かれているかいないかです。ネギまでは、最初から「マギステル・マギ」になるという大きな目標がありました。ラブひなでも「東大に合格して、幸せになること」と言う大きな目標があります。しかしこのUQ HOLDER! では主人公の大きな目標を目指す物語ががいまいち伝わってきません。目標自体はあるにはあるのですが、キーワードがない。また、それを物語として目指してるわけでもない。瞬動術の修業を断るコマがそれを象徴しているかと思います。ネギまでは、ネギの成長や修行はすべて「マギステル・マギ」になるための物語として集約されています。しかし、UQ HOLEDER! では集約されている印象を受けません。だから、どこかいまいちな読後感を受けてしまうのではないでしょうか。

 意外や意外、九郎丸は本当に男だったのか! とすると、恋愛劇ではなく、友情劇メインで進めていくってことになるのでしょうか。お色気担当は雪姫ことエヴァンジェリンで。来週が楽しみですね。温泉街ってことでラブひなを思い出してしまいました。そういえばネギまでも序盤でお風呂回がありましたね。九郎丸の「アーッ」は「アッー」を狙ったギャグなのかと深読みしてしまいましたw

 序盤だからか、展開が地味ですね。それにしても、平和ですね。ネギまを読んだ後でこの漫画を読んでいると、最初は世界の核心に迫る危機……とまではいかなくても、小規模なそういう裏の戦いに巻き込まれる形で進むのかと思っていました。しかし蓋を開けてみればエヴァンジェリンを狙ってくる小物との戦いばかり。ちょっと拍子抜けですが、序盤ではこんなものなのでしょうか? 


 それでは、また来週!