new さぶかるメインで

復活! サブカルをメインに批評・考察・提案するブログです。

エロゲの宣伝について妄想する

エロゲー
主にパソコン用のゲームであり、アダルトでエロスな描写があるものを指す。


これの宣伝について思うところを書いてみようと思います。
といっても、私はエロゲ業界に居るわけでもないし、実情はうわさ程度にしか聞いていないので、言ってしまえばただの妄想です。
でも、そこそこ使えそうなネタもあると思うので読んでみてください。お願いします。


まず、最初は軽くジャブ。
あの大きな箱に入ったエロゲーが、店頭に並んだときのことです。
平積みされているときもそうですが、特に、本を本棚に入れたときのように、棚に並べられて側面を晒しているとき、異常に読みづらいタイトルデザインのパッケージがあると思うのです。
当方、赤と緑の区別がつきづらいタイプの軽度色弱のため、それで見づらいのかもしれません。ですが、これが原因でなく、デザインに原因があるならば、見やすく改善すると、手にとってもらいやすくなると思います。
特に中古売り場なんかでは、本のように並んでいることが多いですね。
で、探すにしろ、なんとなくよさそうなのを探すにしろ、棚を見ているとき、フォントや、それ以外の装飾がごてごてしすぎていて、肝心のタイトルがぱっと見ではわからないことがあるのです。
それでなんだか「もういいや」となって、見るのすらやめることが多い。
ごちゃごちゃしているものが並んでいるけど、こんなに見づらいから中身もそんな感じだろ、的な。


私が気に入って買うゲームは背表紙タイトルが読みやすいことが多く、またそれらは名作といわれていることが多いので、なおさらそういう印象があるんですよね。鍵や型月、イリュージョンとか。イリュージョンは買ったことないですけど。
最近だったらDEAR DROPSが異色を放っていていい感じでした。まだ全クリはしていませんが。
本だったら、背表紙をあえて読みにくくするなんて、ほぼありえないですよね。
ですので、見やすい背表紙! これは大きいと思います。


次は、名づけて、「エロゲCM大連立」!(※名づけは適当です)
エロゲって、ネットで体験版を公開している会社がほとんどだとは思いますが、でもそれをわざわざダウンロードするのってもともと買う気のある層だと思うんです。
それでもって、あまりにも出来がひどい作品や、趣味に合わないのを「買わない」ために体験版を見ていると言いますか(少なくとも私の場合は)。
一般層、とはいえないかもしれないけど、新規層を取り込むにはどうしたらいいか。それを知らないなりに考えました。
わかりやすい話としては、広告を打てばいい。
でも、広告を打てば良いなんてのは、誰にでもわかることですよね。お金がかかるから簡単に打てないのであって。
手間をかければ作品が良くなるのと同じようなもので、広告を多くすればいいんだ、なんてのは素人意見。知らないなりの記事とはいえ、凄そうに言うことじゃない。
そこで、どう増やすかを考えてみました。これがメインです。


まず、各会社だけでできることは、もう限界までいっているような気がします。
エロゲショップに行けば、新作紹介のためのカラーのきれいなチラシがあるし、予算に余裕のあるところは、実物のCDメディアなどで体験版を配布したりしています。
予約特典もたくさんついてくるし。サイン会やらなにやら、サービスは行くとこまで行っていると思います。
公的な、テレビや電車で広告を打つわけには行かないですし、それは考えないことにします。
そうすると、広告を打てるところでは、すでにたくさん打たれていると言えます。
そこで、どう打つか、手法のほうを考えました。


まず、エロゲ会社が、広告のために連立します。
合併とかじゃないです。宣伝、広告の際に協力し合うためだけに、連立すると言うことです。
で、お金を出しあいます。
このお金をどうするか。
これで今までどおりにチラシをすっても、あまり意味がないと思います。恩恵を受けるのは金がないところで、あるところはよそのチラシのために金を出しているだけで、うまみがありません。


このお金で、まず設備投資をします。
何の設備投資? というと、宣伝のための機械です。
すでにAVなんかではあるのですが「体験版を店頭でくばる為の機械」です。AVでは、数分間のダイジェストみたいなのを配っていましたね。
会員制で、SDカードやUSBメモリをもっていくとそれにデータを書き込んでくれる。
もって行かない人には、DVDなどのメディアに焼いてくれる。
そういう機械を見たことがあります。


昔ならいざ知らず、今はメモリにデータを書き込むだけなら、一台数万円のXPマシンで事足ります。モニタを入れても10万円行かないでしょう。しかもそれは個人の場合で、企業団体として大量に発注するならもっと安いでしょう。
DVDを自動で焼かせるとなると専用の仕組みが必要になってきますが、とりあえずそれはオミットするとします。
デジカメ即席現像の写真屋なんかで使われている受付機械も、実はただのXPだったりするので、現実味があるかなあと思いました。
素人の甘い見積もりですが、この機械は結構安く用意できると思います。昔と比べればですけどね。
これを各エロゲショップに配備できるなら、配るのは別に体験版だけじゃなくても、全然かまわない。
むしろ、限定画像とか限定短編ゲームとかショートバージョンのMP3とか、出し惜しみせずにどんどん配布サービスしちゃう。
目玉として、スパロボみたいに各社のキャラクターがクロスオーバー出演の、限定ゲーム販売とかもありかもしれない。ダウンロードだから、キャラクターを後から追加していくようなタイプで、2Dアクションゲームとかどうでしょう。たとえば、格闘ゲームのMUGENをイメージしてください。あるいは、ダウンロードで追加キャラ配信している同人ゲームとか。結構盛り上がりそうではありませんか?
要するに、客にとって、メリットの多い機械として、意識、イメージを定着させるのです。


これで、配布する機械の説明を終えておきます。
キモは次です。
USBメモリ、またその周辺機器です。これを売る。


エロゲCM連合(今命名)は、各々のキャラやゲームをデザインしたUSBメモリを売るのです。
外付けHDDでもいいですが値が張るので……メインはUSBメモリだと思います。軽くて、いつもカバンに入れておけますしね。
SDカードでもいいですが、USBメモリのほうが手ごろな大きさで持ち運びやすいのでいいと思います。
もちろん、高すぎない値段で。
なんなら予約特典や初回特典などに、限定USBメモリをつけてもいいです。いや、むしろこれはやるべきですね。


USBメモリ本体にデザインするのはわかりやすいですが、もっとよさそうな方法として、USBメモリに何か樹脂のイラストプレートを差し込むようなつくりにするか、あるいはイラストカバーをかぶせるようなつくりにするほうがいいかもしれません。
もしメモリ本体へのデザインだと、ひとつ買ったらそれでいいや、他のも欲しいけど高いしね、という人が多いような気がします。ひとつ千円はするでしょうからね。
しかし、イラストカバーやプレートを別に販売、トレーディングカードのように各社のキャラクターのカバーを目隠しで販売するとなると、かなり安く売ることができるので、売れると思います。
穴でもあけておいて、ボールチェーンをおまけでつけて、キーホルダーにもできるようにすれば、客としても無駄にはなりませんし。
これは収益が見込めると妄想します。
そういうようなカードゲームが売れているのだし。
で、初回特典などはメモリではなく、絢爛豪華な、もう樹脂ではなくて金属製とかのプレートにすればいいような気がします。
現在主流の、限定テレカの次の流行になるかもしれませんね。


さて、本当に必要な細部(具体的な出資額とかね)は詰めることができませんでしたが、もし、このエロゲCM連合が実現するとどうなるでしょうか。
メリットはCM、宣伝だけにとどまりません。
業界全体が強くなり、全体的な質も向上するだろうと見込めます。
また、外国の怪しい宗教団体や、国内の左翼モドキによる圧力に対して、団結することもできるようになると思います。
協力し合っているという意識は強いものです。
業界自体が盛り上がれば、できることはどんどん増えていきます。このときに、公共の場に出て行かないなどの一線さえ守れば、どうにか対処できるでしょう。


……と、勢いで語ってみましたが。
最初の段階の、エロゲ会社を団結させて結構な額の出資をして機械設置やメモリ販売まで行くのに、どれだけの営業というか、そういうのが必要なんでしょうね。
そういうところが現実の難しい話ですよね。むう……
人を巻き込むようなことは、自分が一人前のプロにならないと、実現させるのは難しいですよね……信用がね……
よし、デビューできたら企画だけでもまとめてみよう。そのとき、そういう連立がまだなかったらですが!


(もし、すでに連立、協力体制があるとしたら、ちょっと恥ずかしい記事だなあ)
(ま、機械やメモリの部分はまだないから、無駄ではないんじゃない?)